月刊建築技術

月刊建築技術 2014年4月号

商品コード: 201404
規基準の数値は「何でなの」を探る Part5
監修:大越俊男+寺本隆幸
本特集は、2012年2月号から続く5回目の特集である。構造、材料・施工、設備、計画、防火、環境などの各分野に整理して、Q&A形式で構成している。
多くの数値や技術的慣行は、1990年ごろに確立し、阪神・淡路大震災と東日本大震災の経験を経て、工学的に確固たるものになってきたといえる。一方、計算機の処理能力が格段に進歩し、一貫構造計算プログラムは、手計算ではできなかった立体解析や反復計算を標準としている。解析の精度が上がるほど、それらの数値の前提が無視され、独り歩きしている。余裕度が限界まで小さくなり、材料の性質や施工精度が忘れ去られている。
この自動設計の流れは、機械工学や電子工学などにおいても同じで、設計への要求が拡大し、設計者は数値の本質を細かく検討する時間がない。しかし、設計者は、膨大な数値を漠然と見ないで、それらの数値の本質を考え、合理的な設計を追及するのではなく、理想とする設計をされたい。(大越俊男)

[総論]「技術慣行」の内と外│寺本隆幸
[構造設計]
Q.01 小梁の設計用曲げモーメント│大野義照+岩田樹美
Q.02 設計用フェイスモーメント│寺本隆幸
Q.03 減衰定数│石井正人
Q.04 繰り返し回数│西山 功
[耐震設計・耐風設計]
Q.05 地震力の方向│寺本隆幸
Q.06 設計地震力割増し率│春原匡利
Q.07 構造骨組用風荷重と外装材用風荷重│田村幸雄
[基礎・地盤]
Q.08 凍結深度│平出 務
Q.09 摩擦係数│青木雅路
Q.10 基礎の二次設計│井上波彦
Q.11 支持力の補正係数│小林勝已
Q.12 水平地盤反力係数│金子 治
Q.13 Chang式の適用範囲│阪上浩二
Q.14 深礎杭の支持力│長尾俊昌
Q.15 杭の短期設計用せん断力│久世直哉
Q.16 FL,Dcyと被害の関係│新井 洋
Q.17 洪積層の液状化可能性│内田明彦
[RC造]
Q.18 スラブの応力│大越俊男
Q.19 耐震壁開口低減率の制限│壁谷澤寿海
Q.20 フープ筋の余長,鉄筋の定着・継手長さ│大野義照
Q.21 円形孔の補強│大越俊男
Q.22 あと施工アンカーの使用規定│松崎育弘
[S造]
Q.23 鋼材の基準強度│青木博文
Q.24 構造用アンカーボルトの降伏比│田中淳夫
Q.25 スカラップの半径│中込忠男
Q.26 接合用ファスナーのせん断強度│田中淳夫
Q.27 ボルトの孔径│田中淳夫
[木造]
Q.28 水平構面の設計│五十田 博
Q.29 木造の壁倍率│河合直人
Q.30 木造における床倍率の加算│五十田 博∙∙∙∙∙∙117
Q.31 木材のめり込み強度│北守顕久
Q.32 木材のせん断強度│長尾博文
[耐震診断]
Q.33 連層袖壁付き柱の反曲点式│寺本隆幸
Q.34 コンクリート供試体の載荷速度│鈴木澄江
Q.35 コンクリート供試体の本数│桝田佳寛
Q.36 棒形振動機の挿入間隔│陣内 浩
Q.37 初期養生における強度│濱 幸雄
Q.38 寒中コンクリートとして施工する日平均気温│長谷川拓哉
Q.39 暑中コンクリートとして施工する日平均気温│小山智幸
Q.40 高強度コンクリートの設計基準強度│友澤史紀
Q.41 防水保証│田中享二
Q.42 木材の含水率│中島史郎
Q.43 塗り床施工│湯浅 昇
Q.44 換気設備の換気量│倉渕 隆
Q.45 相対湿度の下限値│倉渕 隆
Q.46 二酸化炭素濃度の上限値│山中俊夫
Q.47 事務室の室内発塵量│柳 宇
Q.48 共用接地の接地抵抗値│高橋健彦
Q.49 燃料配管の大地電位勾配│高橋健彦
Q.50 漏電遮断器の漏洩電流量│高橋健彦
Q.51 特高受電の電気使用量│高橋健彦
Q.52 ビルの電圧降下の限度値│高橋健彦
Q.53 建物の高さの定義│小泉秀樹
Q.54 二項道路の幅│安達和男
Q.55 居室の天井高│岸崎孝弘
Q.56 病室の面積│長谷川裕能
Q.57 病床の数│長谷川裕能
Q.58 スプリンクラーの有効散水半径│菅原進一
Q.59 階段幅と出口幅│萩原一郎
Q.60 階段室と付室の床面積│田中哮義
Q.61 バルコニーの有効寸法│菊地 守
Q.62 排煙機の排出能力│田中哮義
Q.63 排煙風量│鈴木貴良
Q.64 新PAL基準値│赤嶺嘉彦
Q.65 エアコンの能力表示│三浦尚志
Q.66 居間団らんの照度│三木保弘
Q.67 空調用搬送動力│宮田征門
特集「規基準の数値は『何でなの』を探る」Part1~4の掲載記事リスト
関連記事
JASS5の設計基準強度やJIS A 5308の呼び強度はなぜ3N/mm2刻みなのか│桝田佳寛

【architectural design】
サイエンスヒルズこまつ│スタジオ建築計画/元倉眞琴+UAO/伊藤麻理
 地域に開くものづくり精神の交流拠点│伊藤麻理
 起伏する曲面屋根群の構造│金箱温春+野田 賢
 ランドスケープ│樽見優希
 建物の特徴を活かす照明計画│岡安 泉
 曲面躯体工事の施工計画│君島康之

【特別記事】
構造デザインMAP 2012│空間構造デザイン研究室

【短期連載】
岡部㈱新社屋の建設 第1回◉建築(設計)計画│松下 督+山近健司

【連載】
建築家の流儀 第16回 歳月人を待たず│森 暢郎
新時代を拓く最新施工技術 第54回 140m超高層建物における閉鎖型解体工事「テコレップシステム」旧グランドプリンスホテル赤坂解体工事への適用│市原英樹
建築関連最新判例の解説第4回 「築10年を超える建物」の漏水に関する法的判断―最高裁平成23年7月21日第一小法廷判決の分析と漏水事故への展開│秋野卓生
建築の夢,そして未来 第9回 豊かな未来を描く「コンパクトタウン」の夢│石福 昭
施工者に幸あれ 第28回 謡う世界の川口衞先生│朝倉幸子
一言居士 理学と工学│石井雄輔
読者コーナーQ&A コンクリートのせん断強度について│田嶋和樹
ザ・ブックス 南 雄三のパッシブ講座 通風トレーニング│南 雄三 著,澤地孝男 評

【TECHNICAL View】
場所打ち杭の施工状況をリアルタイムで数値管理し品質確保
PCaPC工法を用いた津波避難タワーの提案強化
タブレット型端末を活用した工事管理システム
クリップが不要な天井として吊り天井の構造形式を一新
騒音・振動・CO2を発生しないRC造大型基礎の破壊技術
高効率・低コストの新型地中熱交換器を開発
排水立て管の新しい更新工法を開発

【MACRO & MICRO】
Column
 何処へ行く東京!─新国立競技場コンペ問題に思うこと│布野修司
 求められる「人材育成人財」への投資│西山英勝
BRI news & topics
 平成26年度新規重点研究課題(建築分野)

【表紙】
サイエンスヒルズこまつ
設計:スタジオ建築計画/元倉眞琴+UAO/伊藤麻理
撮影:大野繁
デザイン:箕浦卓(M's SPACE)

通巻 771号
発売日 2014年3月17日
判型・頁 B5判・210頁
雑誌 03325-04
価格 \1,762+税
販売価格(税込) 1,903 円
 
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