書籍

住宅をつくるための「住宅基礎の地盤」がわかる本

商品コード: 93
住宅をつくるための「住宅基礎の地盤」がわかる本
直井正之 著
住宅基礎地盤に関する「軟弱地盤・沈下・陥没・傾斜・亀裂・不良造成・手抜き・欠陥・危険……」などという言葉を数多く目にすることがあります。これらは住宅関係者の大きな課題ですが,個人の住宅では,地盤の調査や対策に十分な時間とコストをかけることができないことや,小規模な建築工事ではそれぞれの専門という体制が整えられず,設計者も現場監督者も守備範囲が広く,日常業務に忙殺されているなどの理由から,なかなか土や地盤などにだけかまっていられないという実情もあります。本書は,このような問題解決の糸口として,住宅基礎の地盤がわかる技術情報と資料を提供することを目的としています。また,新しくこの技術を身につけようとされる若い技術者には,その問題を理解されるために参考となる事項を掲載し,住宅に関わる多くの方々に読んでいただきたい1冊です。
●まえがき
●プロローグ
最近の関心事
川が近いと軟弱地盤?
N値が低いと沈下する?
N値の偏重
建物建築より盛土がこわい
べた基礎万能論の真偽
地盤調査方法の適否
調査方法が基礎仕様に与える影響
土質工学への関心
●1.土の性質の章
●ぶつり的性質
9cmと闘う!
含水比と間隙比
程度による土の分類
単位体積重量
●どしつ力学
地中の応力
圧密降伏応力
圧密沈下
一次圧密と二次圧密
地耐力
土の強さ
地盤工学技術者の至福
●2.調査の章
●資料調査・現地踏査
何はなくとも「土地条件図」
こんなにあった「地盤図」
支持力評価もある「旧版地形図」
「現地踏査」は何をする
「現地踏査」をやってみる
土の地域的特性
水の流れと土の性質
地形から土質を判断
地名から土質を判断
不同沈下が発生しやすい地盤
●スウェーデン式サウンディング試験
公的に認められた試験方法
SS試験の特徴
ボーリングより正確な地下水位
地下水位が変わればN値も変わる
杭の調査には使えない!
土の判別方法
サンプリング
礫・ガラなどの打抜き
調査方法
貫入抵抗に影響する要因
調査深度
SS試験の問題
ボーリング
土の特徴を理解する
支持力の算定
支持力と沈下
支持力での事故は少ない,不同沈下事故は沈下で発生する!
沈下の評価方法
なぜ土質判断が重要なのか
電脳化の問題
SS試験の将来
●3.計画の章
●直接基礎・支持杭基礎
代表的な基礎工法
沈下に対する許容値
住宅品質確保促進法の制定
不同沈下の対策
直接基礎工法の種類
地盤の支持力
直接基礎の命は締固め
杭基礎工法の種類
杭の支持力
現場での支持カチェック
鋼坑はさびない?
溶接
鋼坑の打込み方法
杭の支持力を計算する
杭を打っても完璧ではない?
●地盤改良工法・ほか
なぜ固まるの?
置換工法-水や空気の多い土を入れ替える
脱水工法-水を取る
締固め工法-空気を抜く
固結工法-国める
杭を密に打つ工法-密度を高める
強制圧密脱水工法-水を抜く
間隙水圧消散工法-水を逃がす
浅層混合処理工法-支持力の向上
深層混合処理工法-沈下の制御
現場をみよう
●基礎の設計計画
支持地盤の選定
基礎構造の選定
基礎構造の計画
直接基礎の設計
杭基礎の設計
基礎の設計計画のポイント
基礎工法選定の実施例
●地盤の液状化
液状化は起きるのか
SS試験で液状化を判断する
●4.山留め・地下室・擁壁の章
根切り・山留め工事と地下水
山留め壁の種類と特徴
山留めの計画
山留めの設計法
地下水の処理
地下水は流れている
変動する地下水位
山留め壁の施工と撤去
計測管理
周辺への影響
●地下室
地下室の計画
地下室の施工
●擁壁
擁壁の種類
擁壁の計画
擁壁の設計
擁壁の施工
●5.造成地盤の章
●宅地造成工事の概要
宅地造成の基本
宅地造成を知ろう
載荷重工法
バーチカルドレーン工法
盛土
圧密沈下
地盤調査
●宅地造成工事の評価
地盤沈下
地盤沈下の発生しやすい盲点
載荷重量の設定のポイント
残留沈下量の許容値
完成造成宅地で地盤沈下が発生しているかを読む
●6.猫ブル~虎ブル問題事例の章
●身のまわりの問題
良好地盤の落とし穴-木の根はどうした?……雑木林の造成地
ローム地盤の落とし穴-安定した地盤,だからこそ地中に空間が!
環境整備による陥没-小さいから見過ごされる便槽や浄化槽
解体工事に管理者なし-ライフサイクルは解体工事から始まる
時間がすべてを解決するわけではない-雨降って地固まる……果たしてその効果は嵩下げ基礎は束石の敵-こんなところにも沈下の配慮を
べた基礎万能論の弊害-地盤沈下対策として本当に効果があるのか?
接地圧が50kN/m2と10kN/m2,実は10kN/m2が危ない-沈下を載荷試験で評価?
杭打って悔い残す-杭でもう完璧?……いや杭を打つからさらなる対策を
地盤改良も悔い残す-支持杭のような計画となる場合は抜上がり現象も
●自然による現象
浮き上がる建築物-浮力はとても大きな力
新たな隆起する石膏地盤-隆起といってもいろいろある
5回すべった地すべり地-一度すべったら安全?……ではない!
井戸は大丈夫か?-井戸と地盤改良……どのようなトラブルがあるのか
凍結深度-トラブルがないことがトラブル
自然が決めた!-トラブリやすい土地トラブリにくい土地
●虎ブル
山留め壁が崩壊する
山留め壁の裏面に大きな空洞ができる
山留め壁が変位する1-2棟同時の安易な施工
山留め壁が変位する2-周辺工事への配慮
山留め壁工事で特に注意すべき点
完成宅地が沈下する
給食センターVS地下鉄
造成地全部の建物が不同沈下した
建築物の基礎のとらぶる
●7.いろいろなことの章
●裁判事例
地盤が悪くとも悪いのは業者-適切な調査・対策は業者の責務
判例1 横浜地裁1985年-建物の不同沈下の責任…
判例2 大阪地裁1980年-安全な山留めが集中降雨で崩壊
判例3 大阪地裁1980年-欠陥建物を不同沈下させた
判例4 大阪地裁1981年-地下水の汲み上げVS欠陥住宅
判例5 東京地裁1983年-解体後の解体業者の工事責任
判例6 東京地裁1994年-引渡し後でも造成者の責任
紛争の解決
医者と基礎工事の担当者
テルツァーギ
近年の変化と将来への展望
●あとがき
●コラム
1 問題のある地盤の調査
2 現実と合わない砂の支持力
3 鋼管と鋼管杭は違うの?
4 法隆寺を支える地盤改良
5 活断層があるから怖い?
6 ヨイトマケ
7 基礎断熱工法
8 切土のひな壇造成は安全?
9 小さくとも意外と大きい束石荷重
10 何に使うの平板補強
11 基礎のひび割れは一大事?
●付録
基礎と地盤のチェックリスト
付表
関係団体
土の関連ホームページ
図書館・書店
資料紹介
用語解説

発売日 2002年1月31日
判型・頁 B5判・224頁
コード ISBN978-4-7677-0093-0
価格 \2,800+税
販売価格(税込) 3,024 円
 
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